検査キットと郵送検診
検査キットと郵送検診とは、民間企業が遺伝子を解析し、体質や遺伝性疾患のリスクを調べる検査のことです。遺伝子解析法の進歩により一昔前までは遺伝子を調べるために莫大なコストがかかっていましたが、検査技術の進歩により、簡便かつ安価となってきました。そこで、医療機関を介さないDTC(Direct-to-Consumer)遺伝子検査が数千円〜数万円のコストで可能となってきました。
通常、インターネットを介して遺伝子解析業者にアプローチすることで、検査キットが郵送され、主に唾液や口腔粘膜採取によりDNA解析が、自社もしくはアウトソーシングで遺伝子を解析し、その結果にが自宅に郵送されるものです。その結果により、現在の状態、各種発がんのリスク、生活習慣病、肥満等々、客観的な発症リスクが提示されるものです。医療機関を介さず、医師、薬剤師、管理栄養士といった医療従事者のアドバイスは、具体的には受けられません。したがって、費用も比較的安価です。
ここでは、GeneLife、マイコードなど紹介しますが、その結果を受けてのアドバイスは、当面下記メールフォームで行います。
私は、まだ経験していません。ただしがん予防の12か条
自分の遺伝性素因を加味しながら、オリジナルの人間ドックを構築しています。
しかし、それでは不十分であることと、第3者のDTCはなるべく早くやってみようと考えていますし、今後のマストアイテムかとも思っています。
乳がんの予防的乳房切除を受けたアンジェリーナ・ジョリーさんの「BRCA1」遺伝子など将来の発がんのリスクがかなり高い場合は医療機関を介することが必須です。これは背景として、「医師でなければ、医業をしてはならない」
医師法第17条という法的大原則があります。さすがに、将来の乳がん発がんリスクが70%を超えるような場合、コマーシャルベースのみでDTCを行うのは違法でしょう。医療機関を介する遺伝子検査としては、m3ドットコムが運営するG-TACがいいのではと思っています。ただし、費用はそれ並みにかさみます。
費用と事案がしっかりある方は、医療機関を介する遺伝子検査G-TACなどを、若い方、費用や時間があまりない方は、その方の悩みに応じて、業者を選択と検査キットを選択するのが妥当でしょう。DTCの検査結果に対するアドバイスは、下記メールより受け付けます。