がん保険
がん保険は、がんになったら入れません。一方でがん以外の持病や既往歴があっても通常加入できます。男性の二人に一人、女性の三人に一人ががんになる今の時代、40代以上のマストアイテムと考えます。私も入っています。がん予防の5つの生活習慣、「禁煙」「節酒」「食生活」「身体活動」「適正体重の維持」 があまり守られていない方、遺伝的素因のある方はなおさらとなります。
医師は診断書を書くため、がん保険にも詳しいと思われがちですが意外とそうでもありません。私も自分でウェブサイトや面接相談で決めました。費用対効果を考えたとき、インターネットで契約できるタイプがいいのではと思いました。面接相談であれば相談員の方に「貴方はどんながん保険に入っているのですか?」と聞かれるのも参考になると思います。
私は生命保険、医療保険、収入保障型、がん保険に入っています。学資保険は卒業しました。30年ほど前に入った医療保証付き生命保険は、知人の勧めで断れなかったため言われるがままに入った経緯がありますが、この当時は利率が良く貯蓄型として生命保険は今でもしっかり残しています。医療保障の部分はすでに外しています。
がん保険もまさにそうですが、現在、あるいは今後しばらく続くであろう低金利の時代において、貯蓄性を保険に求めるのは論外と考えています。保険会社の選択も、一等地にビルを構える大手の保険会社は、当然経費も掛かり、保険料に付加されるためやめたほうが良いでしょう。
保険料は、統計学的、疫学的に決められていきます。したがって、人件費、固定資産税、広告費などの経費をあまりかけない保険会社のがん保険に入るのが費用対効果から見て妥当な選択になります。相談員から概要を聞いた後、インターネットで自主的に保険の種類、保険料を決めていくのが賢い手法と思います。
がん保険の選び方として、まずは高額療養費制度があること前提に考えるべきです。高額療養費制度とは1カ月に自己負担する医療費の上限を定め、それを超えた分が給付されるというものです。例えば年収500万円の50歳太郎さんが、がんで1か月入院し医療費が100万円かかりました。健康保険に加入しているため3割負担として30万円払わないと思われがちですが、これは間違いで正解は8万7430円です。
これは素晴らしい日本の制度です。アメリカなどでがんの手術を受けようものなら、大変な額が必要です。
がん保険は、大きく1)診断給付金、2)入院給付金、3)通院給付金、4)上皮内がん保障、5)先進医療特約のパーツに分けられます。
理想的には、すべてのパーツを充実することに越したことはありませんが、費用対効果と現実性に基づき選ぶこととなります。
「診断給付金」:これはしっかり入るべきと考えます。通常100万〜300万円で、がんと診断されたときの経済的かつ精神的支柱となるものです。
「入院給付金」:これは、他の医療保険で入院給付金がしっかりカバーされているならば、削減しても良いかもしれません。ただ、免責期間(入院後5日以降から給付とか)の無いものに入るべきと思います。また、個室や差額ベッド利用希望の場合は入るに越したことはありません。
「通院給付金」:これは、目的は二つあります。一つは外来がん化学療法を行うときにはしっかり入るほうが理想的です。一方、再発チェックなど3か月に一度の外来通院などではあまり必要がないかもしれません。
「上皮内がん保障」:これは、絶対つけるべきです。昨今早期で発見されるケースが非常に増えています。
「先進医療特約」:重粒子線や陽子線治療などに適応されますが、これも絶対つけるべきです。
がん保険は、がんの診断治療の変遷に伴い、年齢やその他の要因を加味しながら、見直しを定期的に図るものだと考えています。
がんとわかるまえにがん保険を検討しましょう!
国内最大級の保険比較・相談サイト
【保険コネクト】
保険コネクトは保険の相談をしたい方と、
全国の保険販売資格者 or FPをマッチングさせるサービスです。
無駄な保障を省いたコストパフォーマンスの高い保険や
保険の加入目的を叶えられる最適な保険が見つかるかもしれません。
がんのリスク判定は人生1回でOKの簡便な遺伝子検査で検討しましょう!
世界最多360項目を解析する
【ジーンライフ】
病気(3大疾病のがん・心筋梗塞・脳梗塞 等)と体質(長生き・肥満・肌質 等)の遺伝的傾向を知るフルパッケージ、国内シェア70%
がん早期発見のフルカバーはがんドックです!
国内最大級の人間ドック予約サイト
【MRSO(マーソ)】・Tポイント貯ります
がんドックは日本各地にいろいろありますが、MRSO(マーソ)というマッチングサイトから、利用するのがおすすめです。Tポイントが6%付き、個々のリスクにあったオーダーメイド型のがんドックが構築可能です。
がん早期発見の総合サポートはがん予防メディカルクラブ【まも〜る】です!
がんの早期発見をプロの立場でサポート
【まも〜る】
会員(月額:3,480円)になると
- 指定医療機関が実施するがんリスク評価を、年1回 (ゴールドプランの会員は年2回)無料で受けられます。
- 医師・保健師・看護師など、経験豊かな医療の専門家に、24時間365日、いつでも電話で医療・健康相談ができます。
- 医学界の各専門分野を代表する大学病院の教授クラスのドクターが総合相談医となり、セカンドオピニオンや必要に応じて優秀な専門医の紹介を行います。
がんは早期発見であれば治癒率も高く、見過ごして進行がんとなれば、治療費、生活費もかなりかかります。がん保険含め医療保険は、がん治療においての投資です。がん早期発見の投資は、いまだ脚光を浴びてはいませんが、今後ますます、普及していくと思います。