瘻孔化とは
はじめまして。外科看護師2年目です。
膵管チューブは、瘻孔化して抜去すると習ったのですが 瘻孔化 というのがイメージがつきません。ネットや自分の参考書を調べても具体的な説明が見つから無い状況です。
よければ、瘻孔化 について記事にしていただけないでしょうか。
瘻孔化について
外科手術には、様々なチューブが挿入されます。胆管チューブ、腸瘻チューブ、膵管チューブ、等々です。膵頭十二指腸切除を例にとって考えてみましょう。
胆管チューブは、胆管空腸吻合の際に挿入することがあります。私は吻合する胆管が10mm未満の時に胆管チューブを挿入します。10mm以上の時は挿入しません。挿入留置したチューブは、経肝的あるいは経空腸的に腹腔内を経由して、創外(体外)に誘導します。固定はモノフィラメント吸収糸(例えば4-0PDSIIなど)で行います。この糸が溶けるのに最低1か月はかかります。
一方、瘻孔化とはなんでしょう?
手術で挿入したチューブがすぐに抜けてしまうとどうなるでしょうか?そう、胆汁や消化液が腹腔内に漏れる胆汁性腹膜炎になります。そうなると大変なことになります。瘻孔化とは、チューブの周囲にフィブリンが付着して、肉芽が形成され、1か月もすれば、いわばトンネルのようになることです。吸収糸が溶けて、瘻孔ができれば、チューブを抜いても、腹膜炎になることなく、トンネル(瘻孔)ができて、すぐに肉芽で治癒するので問題ないわけです。
腸瘻チューブも膵管チューブも同じ原理です。瘻孔とは腹腔内にチューブ周囲のフィブリン付着、肉芽形成に伴うトンネルのことです。だから、腹膜炎にもならず、抜去の際、多少の抵抗があっても腹膜炎にはならないのです。
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