末期がんはぽっくり病に近い
末期がんはぽっくり病に近い
日本人は、一生涯で5割はがんにかかり、3割超はがんで亡くなっています。現在年間約36万人ががんで亡くなり、2040年には年間約80万人ががんで亡くなるだろうと言われています。
人は成人になると、1日に5000個のがん細胞が発生するといわれています。免疫システムでがん細胞は破壊され、顕性化しないのですが、高齢になるにつれ、また遺伝的素因や環境因子により、がん細胞が優勢となり、10年-20年かけて、目に見える“がん”となります。目に見えるがんとなれば、その後は非常に速いです。早期発見により、大方のがんは治癒しますが、治癒不可となる場合もあります。
治癒不可となれば、化学療法や放射線療法で延命を図るわけですが、一方で緩和医療の割合が、増えてきます。この場合、末期がんとなって亡くなることを、ある意味想定して、準備をする必要(いわゆる終活)があります。
そうなりますと、施設ホスピスか在宅ホスピスが一般的となります。昨今、症状緩和ケアは、非常に行き届いており、末期がんになっても、疼痛緩和ケアや各種症状緩和ケアにより、一般的に死ぬ2週間前までは、身の回りのことが何とかできる場合も少なくありません。
最後の2週間は、かなりの介護が必要となりますが、例えば脳卒中で寝たきりになるとか、重症心臓病で寝たきりになるとか、などに比べると、がんはぼっくり病に近いとも言えます。
平均寿命を超え、がんで亡くなるということは、ある意味、ほぼ“ピンピンコロリ”に近く、そう考えれば、あまり悲観することでもないかとも思います。
しかし、そうなるためには、がんで治癒が望めないと悟った時には、在宅ホスピス医を見つけることが、最も重要となります。日本では、現在在宅死の割合は、9%ほどで、欧米に比べても、低いです。在宅医療が充実している県では在宅死が20%のところもあります。在宅ホスピス医と、身の回りのことができるうちに懇意となり、終活を託すくらいの気持ちで、頼っていけば、在宅医も通常最後まで一生顕命、診てくれます。
がん宣告と治療不能の宣告は、非常につらいことであることは言うまでもありませんが、平均余命を超えたときであれば、「寿命が来た」、「ピンピンコロリで死ねる」と考え方を変えることができれば、それもまたよしかもしれません。その場合、何度も言いますが、良き在宅ホスピス医を、歩けるうちに見つけておくことが最も大事です。元気なうちに、“最後の2週間だけおれの面倒を一生懸命見てくれ”といったわがままを家族に言っても、大部分は認めてくれることでしょう。最後は愛する家族に看取られながら、孫に死の尊厳を教える極めて重要な機会ともなります。
介護疲れの、心中や暗いニュースは、痴ほうであるとか、脳卒中の寝たきりで、期限付きでない介護が原因であることが多いです。
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