がん予防と早期発見を極める8つの方法!

がん予防と早期発見を極める8つの方法!

 

 

時々、外来で聞きます。「今まで、いっちょん病気もしたことないのに!」、「市の検診は毎年受けていたのに!」、「身内にはがんは居ないのに!」...「何で自分が進行がん!」

 

皆さん知っていますか?

 

現在、日本人の『2人に1人が“がん”にかかり、3人に1人は“がん”で死亡すること』...を日本人は50%の確率で一生涯中がんにかかります。生死を分けるのは、早期発見です。

 

がんの定義は一般的に、早期がんと進行がんに分けられます。これは、ざっくり言うと早期では治る、進行では治る可能性が低いと言い換えることができます。

 

早期胃がんや早期胆嚢がんは定義もあり、ほぼ完治します。これが、進行胃がん、進行胆嚢がんとなると根治性が低くなります。胆嚢がんは早期であれば、95%以上根治しますが、進行胆嚢がんとなると50%以下に急激に低下します。

 

一方、膵がんは早期膵がんの定義はありません。膵がんの早期発見や早期治療ということは言葉はあっても、早期膵がんの定義はないのです。間違っていたらすいません。つまり、膵がんは診断時に既に治りにくいと言えます。

 

じゃあ、『がんの早期発見を極めるためには?』でチェックポイントを考えてみました。あらかじめお断りしておきますが、これだけすれば、100%間違いないとまではいきませんので、ご了承ください。

 

@がんの原因を知る
 
がんは、『遺伝が主な原因では?』とよく言われますが、実際著者もそう思っていました。ところが、1996年ハーバード大学のがん予防センターから発表されたがんの原因が下のグラフです。

 

がんの原因は、たばこ(30%)、食事(30%)、運動不足(5%)、アルコール(3%)で68%、遺伝は少ない(5%)ということが言えます。

 

もちろん、遺伝的素因のがん(大腸がん、膵臓がん、乳がん)も一部ありますが、大部分のがんは、「生活習慣病」と言えるのではないでしょうか。がんは、生活習慣を改め、可能な限り後天的発がん因子を排除することによって予防できることが伺えます。
では、がんを予防するにはどうすればよいでしょうか?

 

Aがん予防の新12か条
 
がんの予防は、2011年に「がん予防の新12か条」として公開されました。

 

がんの原因が、喫煙、食生活、運動不足といった生活習慣が主であることが明らかとなったところで、国立がんセンターが発表しました。
では、みなさんのがんリスクは?

 

Bがんリスクチェック
 

国立がん研究センターは、過去20年にわたり日本人の生活習慣とがんや他の疾患との関係について調査し、「生活習慣から見たがんのなりやすさをがんリスクチェックとして無料で公開しています。
現在、5つのコンテンツが公開されています。
  • がんと循環器の病気リスクチェック
  • 大腸がんリスクチェック
  • 脳卒中リスクチェック
  • 5つの生活習慣によるがんリスクチェック
  • 胃がんリスクチェック

大腸がんリスクチェックから試してみました。
年齢、身長、体重、喫煙、飲酒などなど....

 

ここから、「アドバイスここを変えてみましょう!」と400字ほどのアドバイスが書かれています。
無料でしかも、豊富な疫学的エビデンスを基にデータを示してくれるので、やってみる価値あ充分ありますよ。

 
Cがん遺伝子検査(Direct-to-Consumer, DTC)
 

DTC遺伝子検査では、DNAのSNP(スニップ:一塩基多型)と呼ばれるものを調べます。SNPとは、DNA中の1つの塩基(DNAを構成するA(アデニン)、G(グアニン)、C(シトシン)、T(チミン))が別の塩基に置き換わったもので、ヒトゲノムには約300万個、約1000塩基に1個の割合でSNPがあるといわれています。このSNPの一部が、がんを含む病気や体質の違い(肥満、薄毛、肌質など)を生む要因の一つになっている考えられています。

 

消化器がん情報 The Professionalのおすすめは、GeneLife社のGenesis2.0です。5大がんの、乳がん、胃がん、大腸がん、肺がん、子宮がんはじめ多くのがんの相対リスクが評価できます。

 

Genesis2.0」は、国内シェア70%(No.1)かつ世界最多の360項目の解析が可能な遺伝子検査キットで、がんをはじめさまざまな疾患リスクが分かります。

 

・ご自宅で簡単にできる遺伝子検査キットです。
・国内での遺伝子検査キットシェアNo.1です!
・累計解析実績は50万人を突破しております。
・遺伝子検査の結果は生涯変わらないため、検査は一生に一度だけで大丈夫です。
・家族や友達へのプレゼントとしても喜ばれます!
・国内にある自社の研究所で解析を行っているため、安心して検査を受けていただけます。


@一度の検査で、世界最多の360項目をお調べすることができます。
A人気のDIETやSKINなどの美容関連項目も同時に調べられます。
B検査結果から、生活習慣の改善など自分に合った健康対策を行うことができます。

 

遺伝子検査キット GeneLife Genesis2.0(ジーンライフ ジェネシス)

 

Dがん遺伝子検査(医療機関限定)
 
消化器がん(胃・大腸・胆道・膵臓がん)の有無を感度90%以上で判別できるのが、【消化器がん早期リスク判定】マイクロアレイ血液検査です。

胆道がん、膵臓がんは早期発見が困難で有用かつ信頼おける早期発見の手法と言えます。
医療機関を介して、個々の結果に基づき、医師はじめメディカルスタッフが、今後のアドバイスを行います。

 

アンジェリーナ・ジョリーは同様のがん遺伝子検査【BRCA1/2解析による遺伝性乳がんリスク判定により、予防的に両側乳房と卵巣を切除しました。

 

【消化器がん早期リスク判定】マイクロアレイ血液検査は同様に胃・大腸・胆道・膵臓がんの潜在リスク、早期発見、発症リスクを感度90%で判定可能というものです。

 

医療機関を介しての、がん遺伝子検査には、他にも
【がんを含む83の疾患リスク判定】Green Cord(グリーンコード)
【BRCA1/2解析による遺伝性乳がんリスク判定遺伝性がん関連遺伝子検査 Color
膵臓がんのリスク判定Panasee(パナシー)
などあります。

 

がんの早期発見を、医療機関を介して、医師はじめメディカルスタッフが、結果に基づく提案を行い、理論的に進めていくものです。DTC遺伝子検査にない、プロフェッショナルが介在したユーザビリティーがあります。

 

Eがん検診、がんドック
 
がんの早期発見でまず思いつくのは、市町村のがん検診です。

 

自治体の公的がん検診は、胃がん、子宮頸がん、肺がん、乳がん、大腸がんを対象としています。がん検診は、一般の方の、がん早期発見のモチベーションを維持し、一定の評価があることは確かですが、カバーしきれないがんが結構あることと、早期発見に至らない簡便な検査項目から構成されていることも事実です。

 

がん早期発見のフルカバーは、がんドックです。

 

がんドックは日本各地にいろいろありますが、MRSO(マーソ)というマッチングサイトから、利用するのがおすすめです。Tポイントが6%付き、個々のリスクにあったオーダーメイド型のがんドックが構築可能です。

 

遺伝子検査キット GeneLife Genesis2.0(ジーンライフ ジェネシス)で相対リスクの高いがんをしっかり項目に入れる、マーソは提携病院も多く安心ですよ。

 

 

Fがん早期発見の総合サポート『まも〜る』
 
がん予防、早期発見の概要は理解されたかもしれませんが、では、がん検診やがんドックはどれを選択して?、どれくらいの間隔で?、どの医療機関で?、などなど、個別に構築して実践することは、なかなか難しいと思います。

 

がんの早期発見をプロフェッショナルの立場で、しっかりとサポートしアドバイスするサービス(↓↓↓)があります。

 

最先端技術のがん予防サービス!低コスト3,480円(税別)
がん予防メディカルクラブ「まも〜る」

 

会員(月額:3,480円)になると

  • 指定医療機関が実施するがんリスク評価を、年1回 (ゴールドプランの会員は年2回)無料で受けられます。
  • 医師・保健師・看護師など、経験豊かな医療の専門家に、24時間365日、いつでも電話で医療・健康相談ができます。
  • 医学界の各専門分野を代表する大学病院の教授、名誉教授クラスのドクターが総合相談医となり、セカンドオピニオンや必要に応じて優秀な専門臨床医の紹介を行います。

 

がんは早期発見であれば治癒率も高く、見過ごして進行がんとなれば、治療費、生活費もかなりかかります。がん保険含め医療保険は、がん治療においての投資です。がん早期発見の投資は、いまだ脚光を浴びてはいませんが、今後ますます、普及していくと思います。

 

G一病息災とかかりつけ医を持つメリット
 
一病息災とは、「持病が一つくらいある方が、無病の人よりも健康に注意し、かえって長生きであること」(広辞苑)と言われていますが、私はある意味正しい、あるいは、それ以上の効果があると思っています。
時々、「病気一つしたことなかったのに、進行がんなんて!」、「毎年、検診を受けていたのに、進行がんなんて!」というフレーズを、日々の診療で時に耳にします。
一病息災と「かかりつけ医」を持つメリットは、

  • 一病があり定期通院する診療所、病院があれば、少しでも日常生活に変化があれば、保険診療で精密検査が受けられること。
  • さらに一歩進んで、独自に人間ドックを構築できること。

です。

 

例えば、糖尿病があり「かかりつけ医」を持っている場合、「先生、最近おなかの調子が良くないです!」と言えば、「じゃあ、胃カメラと大腸カメラと腹部エコーをしてみましょう!」となり、「最近、痰がよく出るんです!」と言えば、「じゃあ、念のため胸部CTをとってみましょう!」となるわけです。

 

こういった検査を「がんドック」で行えば、自費診療となり、費用もかなりかさみます。現実、医師はこの手法を用いて、保険診療でオーダーメード型のがんドックを構築する場合が多いです。

 

まとめ
 
「がんの早期発見を極める8つの方法!」を紹介しました。がんの原因を知り、がん予防の新12か条に自分のライフスタイルを照らし合わせ、国立がん研究センターのがんリスクチェックなども参考にしながら、がんの遺伝的素因や潜在リスク、発症予測のためがん遺伝子検査(DTCまたは医療機関限定)を人生のなるべく早めで一度は行いましょう。

 

がん検診またはがんドックの利用、がん早期発見の総合サポートは、がんで命を落とさないための先行投資となります。一病で「かかりつけ医」を持った時は、むしろ独自にがんドックを構築できる機会とも考えてよいです。

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