看護師転職の極意!事情通が看護師転職理由5項目を考えてみた
仕事は、どの職種もほぼそうですが、報酬、やりがい、良好な人間関係、この3つが揃っていれば、ほぼ不満はありませんよね。
そして、女性看護師さんの場合、しばしば結婚、出産、子育てといった家庭の事情や過重勤務や勤務形態といったワークライフバランス、IターンやUターンといった移動希望に関連した因子が転職理由に追加されます。
給与アップ
平均年収.jpによると看護師さんのそれは、519万円のようです。ちなみに、内科医の平均年収は1350万円となっています。
看護師さんの平均年収(5190,000円)をGLOBAL RICH LISTに入力してみますと、世界人口の上位0.38%に入るという結果が出ました。
これは、はっきり言って、良いですよね!となります。
じゃあ、なぜ報酬アップが転職理由の上位になるかと言えば、答えは簡単です。
『ヒトは現状は既成事実として、上を目指す本能が備わっている』
『相対的に考えて、今の職場の給与は低いよね』
このいずれかになります。
ナースの仕事は、大変ですよね。夜勤あり、モンスターペイシャントあり、申し送りあり(その時、看護師長、先輩ナースやナースマンから叱責などあり)、バイタル記載から、食事手配、パワハラドクター、何でもありの中で、web外科医は、平均収入はまさに妥当だと思います。
人間関係
人間関係は、どこの職場もそうですが、ナース世界では、様々なものがありますよね。特にナース対ナース(上下関係、対等関係)、ナース対ドクター、ナース対他のメディカルスタッフや事務方。
人間関係は、個人vs.個人であれば、ほぼ問題ないかと思いますが、個人vs.集団、或いは管理者(看護師長、看護部長、院長や理事長)となれば、時に修復不能な転職理由となります。
修復不能な状況に陥った時は、あっさり、さっさと、速やかに転職しましょう。平成26年度の看護師の有効求人倍率は3.24倍です。
スキルアップ・キャリアアップ
看護師はいろいろなスキルアップ・キャリアアップの手段があります。看護師ー副看護師長ー看護師長ー副看護部長ー看護部長もそうですし、認定看護師取得もそうですし、教育系でのキャリアアップ(保健学科の教授とか)もあります。
看護部長のオフィスは私のオフィスの楽に3倍あります。権限はすごいです。キャリアアップの一つの到達目標としては心底申し分ないと思います。
認定看護師も、2018年1月現在21の領域があるようです。米国ではエキスパートナースという呼称で、インセンティブもしっかりしています。麻酔領域のエキスパートナース(日本では麻酔維持の認定看護師は認められておりません)ともなれば、年収1,000万円は余裕でもらっています。
日本は、認定看護師のインセンティブが、はっきり言ってほとんどありません。これは、大きな問題です。『労多くて益なし』かもしれません。ただし、転職に際しては、もちろん大きな武器となることは言うまでもありませんし、やがて日本も認定看護師に対するインセンティブはしっかり付与されるようになると思っています。そうしないと不公平ですよね。
看護師の職務内容は実に多様です。雇用母体からも、急性期病院、療養型、診療所、老人保健施設、障害者福祉施設、訪問看護ステーションなどに分類されますし、診療科別、病棟、外来、手術室、など、まだまだいくらでも出てきそうです。
職務内容をキャリアアップの視点で考えると、その道(例えば急性期病院の手術室の看護師)で秀でたプロになることをおススメします。看護師の資格で、もちろんプロですが、プロ中のプロになれば、雇用側は『○○看護師は非常に頼りになる』、『○○看護師のおかげであそこの部門は成り立っている』といった見方をしてきます。
ワークライフバランス
家庭と仕事の両立はナースにとって大変ですよね。これは、まさに人それぞれ、皆いろいろで、夫の職業や理解度、子供の有無や年齢、勤務先の距離や勤務形態、それこそいくらでも出てきます。
ワークライフバランス、ここでは家庭の事情を考えてみますと、私がオススメするのは、『状況に応じた乗り切り』です。
結婚、出産、育児をしなやかに、しっかり乗り切って来られたナースを見ますと、そのプロフェッショナリズムには畏敬の念を持ちます。
勤務形態もナースは、時にタフな状況となります。夜勤は、いわずもがな大変です。夜勤が絡むナースの仕事は、プロ根性がないと継続は難しいですよね。
もちろん、重要なのはナース自身であり、家族ですので、ワークライフバランスから見て、転職が妥当な選択となれば、それでよいと思います。
移動希望
Uターン
『Uターン転職とは、最初の3年くらいは忙しい都会の病院で働き、ある程度スキルアップをしたところで、実家のある地元へ帰る』というものらしいです。
良くありますよね。都会の急性期病院で、スキルを磨き、親の介護や地元に帰りたい、地元の医療に貢献したい、都会の生活に疲れた、親が帰って来いとうるさい、理由は様々ですが、Uターン転職は広く認知されています。
どこの地域でも、看護師はwelcomeです。
Iターン
『Iターン転職とは、出身地に戻るわけではなく、例えば東京の総合病院で務めている看護師が、北海道の自然に触れたくて、帯広の診療所に赴任する』といった転職となります。
転職サイトを利用すると、引っ越し費用はもちろん、入職お祝い金も供するところが多いです。『沖縄のマリンリゾートでしばらく暮らしたい』、『博多の中州がよさそう』、希望地域や理由はそれぞれでしょう。
未知の地域であればあるほど、転職サイト活用がマストとなるような気がします。
看護師転職の極意
基本的なことですが、看護師転職サイトは看護師と医療機関に介在して、常勤・非常勤求人にマッチングさせることで医療機関より収益を得ます。
医療機関も独自に看護師募集広告を出すより、転職サイトを活用する方が経済的にも効果的で、看護師のキャラクターからみた人材選択も転職サイトに、いわば責任転嫁できますし、マッチング料の支払いは100%経費算入できます。
看護師側も転職サイトを利用することで、無料で有益な情報をキャッチできますし、プライバシーも保持されます。看護師が医療看護のプロフェッショナルであると同様に、転職のプロフェッショナルは看護師紹介会社の転職エージェントです。したがって、看護師の転職に関しては看護師特化型の転職サイトを活用することが妥当な選択となります。
看護師、転職サイト、医療機関の三者は利害が一致するわけで、これを活用しない選択は無いように思います。
それでは、転職サイトの選択と有効活用をご紹介します。転職サイトを活用するに当たり、7つのポイントがあります。
- 複数(できれば3社以上)の転職サイトに登録すること
- エージェントのコンサルタントのファーストインプレッションで2社を落とすこと
- 2社〜3社を中心にあわてず、ゆっくりと比較検討すること
- 2社〜3社は匿名・非公開求人も多く、キャリアップ、収入アップ、独自の要望に適格に応えるでしょうし、信頼できるのはほぼ確実です
- 看護師の需給バランスは、まだまだ売り手市場(有効求人倍率3倍)であることを肝に銘じておくこと
- 最後まで、決して、決して妥協しないこと
- 最終的に2社〜3社を比較・検討・活用し、転職を成功させること
ジョブデボ看護師
ジョブデポ看護師は、圧倒的な求人数(8万件以上)に加えて、 国内NO.1の還元率で最大40万円の お祝い金を進呈しています。厚生労働省認可を受けた紹介会社であるため、 個人情報保護も徹底しています。給与の交渉は専任コンサルタントが完全サポート。無料相談は1分で完了します。
ナース ジェイジェイ
ナースJJの特徴は、なんといっても独自の看護師求人と非公開求人の掲載があること。また業界ではあまりないハローワークの看護師求人も同時に紹介対象に入ることです。最大35万円貰うことができる転職祝い金も年収600万円以上の転職で35万円が貰うことができるので、利用する看護師にとっては非常に魅力的です。
マイナビ看護師
マイナビ看護師は、「マイナビ」「マイナビ転職」でおなじみの株式会社マイナビが運営する看護師の方のための転職・就職支援サービスです。
全国各都道府県の求人をカバーし、多くの好条件求人を取り扱い、満足度に徹底的にこだわったサービスを展開しています。登録無料相談は1分で完了!
ナースコンシェルジュ
一般の看護師転職会社のサポート内容に不満を持った看護師の方が、転職活動中に 「やはり自分の気持ちを大切にしてくれる対応をする会社が良い」と当社に登録する ケースが多いです。 看護師さんに、「強引」と感じさせてしまう対応や、「転職を急かす」という事が無く、 本人のペースにあった転職サポートを大事にしています。
ナースパワー
ナースパワー人材センターは看護師専門の職業紹介所として全国初の労働大臣許可事業所となり最も歴史のある25周年を迎えました。
現在、業界最大の全国13営業拠点と10万名の看護師が利用する信頼と実績のある看護師紹介・派遣会社です。
独自の勤務形態である『応援ナース』という制度があり多くのナースから大変好評です。