腫瘍内科(Medical Oncology)
腫瘍内科(Medical Oncology)は、日本ではあまり認知されていません。米国では1960年代から始まり、循環器内科とともに内科の中ではトップの診療科として認知されています。MDアンダーソン病院などは世界のトップリーダーホスピタルです。一方、日本では21世紀に入り徐々に認知されてきました。
がんは、ある程度進行すれば全身の病気となり、外科手術、消化器内科の内視鏡的切除(EMR、ESDなど)、熱凝固療法、放射線科の血管内治療はあくまでがんの局所治療で、それ以上の治療は実際不可能となります。
また、抗がん剤の発達も、従来の抗がん剤に加え、分子標的治療薬、免疫チェックポント阻害剤(オブジーボ、ヤーボイなど)も次々と新薬が世に出て、その組み合わせ(レジメン)、第1選択、第2選択、第3選択とバリエーションがいわば無限大に近く広がっています。
これを従来通り、消化器がんであれば、外科医が兼任する、消化器内科医が兼任するというのはクオリティが落ちますし、腫瘍内科(Medical Oncology)が主役となっていイニシャチブを取るのは自明の理と考えます。
がん治療薬の多様性、複雑性を考慮すれば、腫瘍内科がリーダーシップをとるのが自明の理であり、患者様のためだと思います。
腫瘍内科医として、キャリアパスを構築するためには、腫瘍内科がある施設で実臨床を学び、 1)内科認定医、総合内科専門医、2)日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医などの専門医を取る必要があると考えています。
私は消化器外科医ですが、術前化学療法、術後補助化学療法、切除不能・再発消化器がん、腹腔内肉腫などの全身化学療法は、腫瘍内科に必ずコンサルとしています。
がんの化学療法は腫瘍内科で受けるのが、妥当な選択ですし、日本でも今後ますます需要が増えてくることでしょう。
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がんは早期発見であれば治癒率も高く、見過ごして進行がんとなれば、治療費、生活費もかなりかかります。がん保険含め医療保険は、がん治療においての投資です。がん早期発見の投資は、いまだ脚光を浴びてはいませんが、今後ますます、普及していくと思います。