膵胆管合流異常と先天性胆管拡張症
【質問】:私は50代女性です。
膵胆管合流異常と先天性胆管拡張症を9月に発見されました。
それ迄その様な物が、自分の体にあるとは全く知りませんでした。
医師から、胆嚢、胆管の切除手術を勧められました。
入院中ERCP検査時、胆管内を内視鏡カメラで医師が確認した所
幸いにも病変(癌)は無かったという事で生検しませんでした。
ERCP検査時採取の胆汁アミラーゼ26万、
胆汁リパーゼ110万(端数省略)という数値の様です。
血液検査結果を出して頂き確認しました。
主治医はアミラーゼは高くないと、私に言いましたが、本当でしょうか?
仮に、このまま手術をしないでいたらどの位で癌になってしまうのでしょうか?
胆嚢の状態は、何という検査で確認するのですか?
胆管癌は、相当手強い質の癌との事ですが、もし、胆管癌になってしまった場合、
重粒子線治療で治す事は出来ますか?
手術しかこの病気の治療法は、未だないのでしょうか?
手術について未だ、病変もないという事でどうするか判断出来ていません。
判断する為の参考にさせて頂きたいので沢山質問があり、お忙しい所恐縮ですが
回答を宜しくお願い致します。
【お答え】:心痛お察しします。
膵胆管合流異常+先天性胆道拡張症であれば、胆道癌(特に拡張した肝外胆管、次に胆嚢癌)の発癌リスクは高まります。
発癌の機序は、膵胆管合流異常による膵液の胆汁内逆流です。実際胆汁中アミラーゼは26万と異常高値です。膵液が胆管粘膜を持続的に損傷し、最終的にがん化する確率が高いです。
上記の診断がついた時点で、胆摘、肝外胆管切除は世界標準の治療法です。血清アミラーゼ値は意味を持ちません。正常であっても何ら不思議ではありません。
癌化の確立は胆嚢で70%以上、拡張した肝外胆管も40%くらいはあるようです。だから、今のうちに発癌抑止目的に外科治療を行うことは、至極当然となります。
発癌すると、根治率は進行度により極端に下がります。信頼おける病院(例えば肝胆膵外科学会修練施設)、信頼できる医師(肝胆膵外科学会指導医または専門医)のもと治療受けることが妥当です。胆管に発癌はないようです。
胆のうがんは、腹部エコー、CT、MRIで通常評価可能です。おそらく明らかながん化は見られてないと思います(胆摘および肝外胆管切除を提案されていることから)胆管がんの唯一の治療法は手術です。
重粒子線含め、抗がん剤、放射線治療はほとんど根治的な効果はありません。
中立的に答えており、推測の域をこえていませんので、あくまでも参考意見としてください。
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