消化器がん腫瘍マーカー
消化器がんの腫瘍マーカーには、
食道がん=SCC
胃がん=CEA
大腸がん=CEA
肝臓がん=AFP, PIVKAII
胆道がん=CA19-9, CEA
膵臓がん=CA19-9, CEA
といった特異的腫瘍マーカーの原則があります。
腫瘍マーカーの意義は何でしょう？
腫瘍マーカーは、もちろん早期発見の血液検査項目ではありません。ある程度進行したがんであっても、上昇しないこともあります。
腫瘍マーカーの意義は、再発のメルクマール（指標）とがんの勢いとざっくり言えます。
消化器がんの腫瘍マーカーを一つ一つ検討してみます。
SCC: Squamous cell carcinomaで日本語にすると扁平上皮癌がんとなります。厳密にはSCC抗原と言われ、正常値は1.5ng/ml以下で、扁平上皮を発生母地とするがんで上がる場合が多く、消化器がんの中では食道がんとなります。
CEA: Carcinoembryonic antigenで日本語ではがん胎児性抗原となります。正常値は5.0ng/ml以下です。歴史は古く1965年に大腸がんの特異的腫瘍マーカーとして発見されました。
CEAは大腸がんの特異的腫瘍マーカーとして広く知られていますが、胃がん、胆道がん、膵臓がんでもしばしば上昇します。
AFP: αフェトプロテイン 正常値：10ng/ml以下
PIVKAII: Protein induced by Vitamin K absence 正常値：40 mAU/ml未満
はいずれも、原発性肝細胞がんの特異的腫瘍マーカーです。
CA19-9: Carbohydrate antigen 19-9は膵臓がんの特異的腫瘍マーカーで、正常値は37U/ml以下です。
腫瘍マーカは、早期発見の検査項目ではなく、再発を反映する、がんの病勢を伺う意味で、捉えています。
初診で、腫瘍マーカーを測定することはまずはありません。内視鏡やCTで消化器がんが疑われたとき、診断されたときに測定するようになっています。
仮に、これら腫瘍マーカーを測定して、高ければ精密検査をするでしょうし、高くなくても、がんが否定されるわけではありません。
一般的に、腫瘍マーカーの数値が高いほど、相関して予後が良くないという結果は出ています。
がんとわかるまえにがん保険を検討しましょう！
国内最大級の保険比較・相談サイト
【保険コネクト】
保険コネクトは保険の相談をしたい方と、
全国の保険販売資格者 or FPをマッチングさせるサービスです。
無駄な保障を省いたコストパフォーマンスの高い保険や
保険の加入目的を叶えられる最適な保険が見つかるかもしれません。
がんのリスク判定は人生１回でOKの簡便な遺伝子検査で検討しましょう！
世界最多360項目を解析する
【ジーンライフ】
病気（3大疾病のがん・心筋梗塞・脳梗塞 等）と体質（長生き・肥満・肌質 等）の遺伝的傾向を知るフルパッケージ、国内シェア70％
がん早期発見のフルカバーはがんドックです！
国内最大級の人間ドック予約サイト
【MRSO（マーソ）】・Tポイント貯ります
がんドックは日本各地にいろいろありますが、MRSO（マーソ）というマッチングサイトから、利用するのがおすすめです。Tポイントが6%付き、個々のリスクにあったオーダーメイド型のがんドックが構築可能です。
がん早期発見の総合サポートはがん予防メディカルクラブ【まも〜る】です！
がんの早期発見をプロの立場でサポート
【まも〜る】
会員（月額：3,480円）になると
- 指定医療機関が実施するがんリスク評価を、年1回 （ゴールドプランの会員は年2回）無料で受けられます。
- 医師・保健師・看護師など、経験豊かな医療の専門家に、24時間３６５日、いつでも電話で医療・健康相談ができます。
- 医学界の各専門分野を代表する大学病院の教授クラスのドクターが総合相談医となり、セカンドオピニオンや必要に応じて優秀な専門医の紹介を行います。
がんは早期発見であれば治癒率も高く、見過ごして進行がんとなれば、治療費、生活費もかなりかかります。がん保険含め医療保険は、がん治療においての投資です。がん早期発見の投資は、いまだ脚光を浴びてはいませんが、今後ますます、普及していくと思います。
