大腸がんの予防、早期発見、症状、診断、治療

大腸がん予防(コーヒーと和食)

日本人におけるコーヒー摂取と大腸癌の部位別リスク

 

(2017年5月公開)

 

愛知県がんセンター研究所疫学・予防部の中川弘子氏らは、愛知県がんセンター病院疫学研究IおよびII(HERPACC-IおよびII)のデータを用いて、コーヒー摂取と大腸癌リスクに加え、解剖学的サブサイトごとのリスクとの関連を調べるため、日本人を対象とした2回の症例対照研究を実施した。

 

【方法】
HARPACC-I(1988-2000年)およびHARPACC-II(2001-2005年)の被験者を組み入れた。
自己記入式質問票を用いて、コーヒー摂取を推定した。
条件付きロジスティック回帰モデルを用いて、コーヒー摂取に伴う大腸癌のオッズ比(OR)を算定した。
潜在的な交絡因子である年齢、喫煙、アルコール摂取、赤身肉の摂取、BMI、運動、大腸癌の家族歴、糖尿病歴で調整した。
固定効果モデルを用いて、研究ごとのORを統合した要約ORを評価した。

 

【結果】
大腸癌2,696人と、癌でない外来患者13,480人(対照群)を組み入れた。
コーヒーを飲まない人と比較し、1日1杯未満、1日1-2杯、1日3杯以上摂取した場合の大腸癌に関するORは、それぞれ0.88(95%CI 0.77-1.00)、0.90(0.80-1.01)、0.78(0.65-0.92)であった(傾向P=0.009)。 部位別の解析により、コーヒー摂取と遠位結腸癌間の有意な逆の線形傾向(傾向P=0.048)および直腸癌リスク低下の傾向(傾向P=0.068)が判明した。

 

【結論】
本研究は、コーヒー摂取による大腸癌予防の可能性(主に遠位の結腸癌)を浮き彫りにした
(掲載: International Journal of Cancer-Impact Factor: 6.513)

 

 

中高年の食事パターンと大腸癌リスク:大規模な集団ベースの前向きコホート研究

(2017年5月公開)

 

東京大学のShin S氏らは、日本人を対象に食事パターンが大腸癌に与える影響を検討した。

 

【方法】
1995?98年から2012年末までの間に、JPHC Study(Japan Public Health Center-based Prospective Study)に参加した93,062例(男性43,591例、女性49,471例)を追跡し、2,482例(男性1,514例、女性968例)の大腸癌が新たに特定された。
1995?98年に、食事摂取頻度調査票(food-frequency questionnaire)から食事データを取得した。

 

【結果】
主成分因子から粗食、洋食、伝統的和食の3つの食事パターンが得られた。
男性において、粗食パターンは大腸癌リスクとの関連が低く(最高五分位群と最低五分位群を比較したHR:0.85;95%信頼区間 [CI]:0.72?1.00:傾向性P<0.05)、潜在的交絡因子の調整後は遠位結腸癌との関連がやや強まった(傾向性P<0.05)。ただし、女性では、直腸癌のリスクが増大した(傾向性P<0.05)。
女性の場合、洋食パターンは結腸癌(傾向性P<0.05)および遠位結腸癌(傾向性P<0.05)と有意な正の線形傾向が示された。
伝統的和食パターンは、全体または特定部位の大腸癌リスクと明確な関連は認められなかった。

 

【結論】
男性では粗食パターンと大腸癌リスクに逆相関が認められ、女性では洋食パターンと結腸癌および遠位結腸癌リスク上昇との間に関連が見られた
(掲載: Clinical Nutrition--Impact Factor: 6.926

 

上記二つの論文は、1)コーヒー摂取は1日3杯ほど飲むことである程度大腸がんを予防できること2)和食は大腸がん予防に予防に良く、洋食は大腸がんのリスクを高める。ざっくり言うとこういうことだが、いずれの論文もインパクトファクターの高い雑誌に掲載されている。

 

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