死亡者数の高い病気の予防と早期発見

死亡者数の高い病気の予防と早期発見

2015年総務省統計局のデータによると、日本人は、平成25年度、がんで364,872人(気管、気管支及び肺:72,734人、胃:48,632人、結腸:32,682人、膵:30,672人、肝及び肝内胆管:30,175人、胆嚢及びその他の胆道:18,225人、直腸:14,972人、乳房:13,230人、食道:11,543人、白血病:8,133人、子宮:6,033人)、心疾患(高血圧症を除く)で196,723人(心不全:71,922人、急性心筋梗塞:39,956人、その他の虚血性心疾患:34,853人、不整脈及び伝導障害:28,676人)、肺炎で122,969人脳血管疾患で118,347人(脳梗塞:69,967人、脳内出血:32,962人、くも膜下出血:12,479人)の方が亡くなっています。平成25年度の全死亡者数1,268,436人中、老衰:69,720人、不慮の事故:39,574人、自殺:26,063人を除く1,156,536人中の約70%が4大疾患(がん、心臓病、肺炎、脳血管疾患)で亡くなっていることになります。肺炎はがん、心臓病、脳血管疾患の末期に続発性に発症し、死亡診断書に記載されるケースも多く、肺炎の起炎菌として代表的な肺炎球菌に対するワクチン接種も徐々に広まってきている中、3大疾患(がん、心臓病、脳血管疾患)を予防できれば寿命が延びる可能性が高いということになります。

 

それではどうすればよいでしょう?がん予防は、国立がん研究センターが2011年に公開した「がんを防ぐための新12か条」はもちろん基本となります。

 

1. たばこは吸わない
2. 他人のたばこの煙をできるだけ避ける
3. お酒はほどほどに
4. バランスの取れた食生活を
5. 塩辛い食品は控えめに
6. 野菜や果物は豊富に
7. 適度に運動
8. 適切な体重維持
9. ウイルスや細菌の感染予防と治療
10. 定期的ながん検診を
11. 体の異常に気が付いたら、すぐに受診を
12. 正しいがん情報でがんを知ることから

 

この12か条は、心臓病や脳血管疾患の予防にもつながりますし、これに加えて、適度な有酸素運動と規則正しくストレスのない生活、キャッチフレーズは漫然ながらも、かなりの方が「そんなこと知ってるわ!だけどそれができないのよね!」となります。私は上記12か条の中で当てはまるのは甘く見て現在7つでした。かなりの方が、予防策を実践できてないのが現状だと思います。

 

がんを防ぐための新12か条の合致項目を増やすのは当然の命題として、実際に3大疾患で死なないためには、早期発見にかかっています。早期発見と言えば、行政、企業の検診システムで、一定の効果があるのは、言うまでもありませんが、落ち度があるのも現実です。臨床の場で良く聞く言葉として、「検診を受けていたのに、何でこうなるの?」です。

 

例えば、胸部X線では肺がんの早期発見は無理、バリウムX線検査では食道・胃がんの早期発見は無理、通常の心電図では冠動脈疾患の有無の鑑別は無理、頸動脈エコーをしなければ、致死的な閉塞性血管病の予測は無理、くも膜下出血の原因、脳動脈瘤の評価は脳ドックを受けなければ無理、などまだまだ多数あります。

 

では、「人間ドックを受ければ大丈夫?」ということになります。人間ドックは、保険外で自費負担分、早期発見の可能性は高まります。3大疾患の早期発見というテーマで、費用を度外視した人間ドックの項目を検討してみますと、医師の診察に加えて、血液生化学検査、腫瘍マーカー、頸動脈エコー、頸部、胸部、腹部、骨盤部造影CT、頭部MRI、上下部内視鏡検査、心エコー、冠動脈CT、PET、婦人科(乳房エコー、子宮がん検診)、PETなどでしょうか。

 

50歳過ぎて、2年に一度これらの項目で人間ドックを受ければ、私は、致死的3大疾患のみならず、あらゆる病気の早期発見率は高まるのではないかと思っています。

 

しかし、掛かる費用とこれらを提供できる医療施設から見れば、あまり現実的ではありません。高額な費用で、これらを提供しているところもありますが。

 

「ではどうすればいいの?」ということになります。「一病息災」という言葉あります。元々は、「病気もなく健康な人よりも、一つくらい持病がある方が健康に気を配り、かえって長生きするということ」ですが、これにはもっと深い意味があります。持病のある方は、定期的に医療機関にかかっています。ここで、少しでも症状があったり、不安になると、「じゃあ(保険診療で)この検査をしてみましょうか」となりやすい状況になります。上下部内視鏡検査、胸部CT、頭部MRIなどなどしかりです。医療機関側も収益向上につながります。

 

したがって、例えば、50歳過ぎたら、検診で少しでも引っかかった項目から、有病化し、急性期病院や提携の取れた診療所をかかりつけ医とし、一病息災の名のもとに、遺伝的素因(乳がん、大腸がん、膵臓がんといった家族歴など)と環境因子(たばこ、酒、食生活など)を織り交ぜ、適宜、保険診療で、精密検査を提案し、オーダーメイドで構築・定期化する、これが致死的病気の早期発見につながることになると思います。

 

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がんは早期発見であれば治癒率も高く、見過ごして進行がんとなれば、治療費、生活費もかなりかかります。がん保険含め医療保険は、がん治療においての投資です。がん早期発見の投資は、いまだ脚光を浴びてはいませんが、今後ますます、普及していくと思います。

 

 

 

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