セカンドオピニオン
セカンドオピニオンとはウイキペディアによると以下のようになっている。
「医療の分野の場合、患者が検査や治療を受けるに当たって主治医以外の医師に求めた「意見」、または、「意見を求める行為」。主治医に「すべてを任せる」という従来の医師患者関係を脱して、複数の専門家の意見を聞くことで、より適した治療法を患者自身が選択していくべきと言う考え方に沿ったものである。
セカンド・オピニオンを求める場合、まずは主治医に話して他医への診療情報提供書を作成してもらう必要がある。意見を求められた医師は、これまでの治療経過や病状の推移を把握しないことには適切な助言をすることが難しいからである。その上で紹介先を受診し意見を求めることになる。このとき新たな検査を必要とすることもある。
セカンド・オピニオン外来（自費診療）を受診する場合は、セカンド・オピニオンは「診療」ではなく「相談」になるため、健康保険給付の対象とはならず、全額自己負担となる（なお保険医療機関を受診し保険証を提示して、患者が一般外来での保険診療を希望する場合は、保険診療の取扱いとなる）。また、生活保護受給者に対しては、医師が必要と認めない場合は「自費診療」扱いとなるため、生活保護の医療扶助の対象外となってしまい、セカンド・オピニオンを求めて、別の病院の医師に相談することが不可能となっている。」
セカンドオピニオンにはいくつかのパターンがある。
１） A病院で診断が下され、治療方針が提示されたとき、患者さん自ら専門の医療機関あるいはその治療分野で有名なドクターを検索し、「セカンドオピニオン」と称して、紹介状を書いてもらうとき。この場合、治療は紹介先で通常行われることとなる。
２） 例えば進行がんで、予後が厳しいと宣告され、何とかならないものかと、ある意味わらにもすがる思いで、別の病院にセカンドオピニオンを求める時。この場合、紹介先の病院でも、ほぼ同様の説明がなされる。
３） 例えば、切除が困難な胆膵がんで、A病院で、「まずは化学療法を行いましょう」と言われ、手術が可能であれば、手術をしてほしいということで、手術ができるB病院にセカンドピニオンとして紹介されるとき。
４） いわゆるドクターショッピング
セカンドピニオンは従来、何か後ろめたいような、気が引けるようなところもありましたが、今では患者さんの権利、自己決定権、病院のシステムなどから当然のこととなっています。私もこの制度は擁護します。ただ、特に進行がんの場合、時間の制約もありますので、基本的に1病院、多くても2病院に留めるのが、結果的には最善の策となると思います。
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がんは早期発見であれば治癒率も高く、見過ごして進行がんとなれば、治療費、生活費もかなりかかります。がん保険含め医療保険は、がん治療においての投資です。がん早期発見の投資は、いまだ脚光を浴びてはいませんが、今後ますます、普及していくと思います。
