胃がん
胃がんは、日本人に多いがんでした。塩分の過剰摂取、ヘリコバクターピロリ菌の感染率の高さ、そういったものが背景因子でした。最近になって、胃がんは徐々に減りつつあります。HP除菌の普及、食生活の欧米化、過剰塩分摂取のデメリットが周知されたことによります。
ただ、そうは言ってもまだまだ胃がんの患者さんは多いです。罹患率は男性では悪性腫瘍中最多、女性では第3位。死亡率は男性では肺がんに次いで第2位、女性では大腸がん、肺がんに次いで第3位です(2012年)。
胃がんの手術は、日本が世界を牽引してきました。リンパ節郭清をきっちりと行い、術式が全国どこでも均一、均てん化され、手術成績は世界で誇れるものです。また、HP除菌により胃癌発生率を明らかに低下させること、TS-1という抗がん剤が、進行胃がんの術後再発率を明らかに落とすこと、腹腔鏡下胃切除術を世界で初めて報告したのも、日本人です。
胃がんの手術を執刀するのは、早ければ3年目の外科医からです。もちろん、進行がんであったり、腹腔鏡下胃切除・胃全摘であったり、高リスク患者さんでは、ベテランが行います。胃がんの手術は中難度消化器外科手術とみなされています。
胃がんの、一部怖いところは若年者でも発症することです。そして、しばしば若年発症は予後の悪い悪性度の高い低分化腺がんが多いです。
胃がんは、早期であれば、内視鏡下に切除(ESD)することも可能ですし、手術となっても早期であれば、ほぼ(90%以上)完治します。だから、定期的な胃カメラは最も重要だと思います。症状は、早期ではほぼ出ません。進行するにつれて、上腹部違和感、もたれ、貧血、体重減少、やせといった症状が出てきます。
進行胃がんとなると、5年生存率は、明らかに落ちてきます。リンパ節に転移し、腹膜播種を起こし、遠隔臓器に転移します。化学療法は、概して大腸がん程は効かないかもしれません。最近免疫チェックポイント阻害剤のオブジーボが3次治療(1度目の化学療法が効かなくなり、2度目の化学療法が効かなくなった場合の治療)にて、保険収載されました。
がんとわかるまえにがん保険を検討しましょう!
国内最大級の保険比較・相談サイト
【保険コネクト】
保険コネクトは保険の相談をしたい方と、
全国の保険販売資格者 or FPをマッチングさせるサービスです。
無駄な保障を省いたコストパフォーマンスの高い保険や
保険の加入目的を叶えられる最適な保険が見つかるかもしれません。
がんのリスク判定は人生1回でOKの簡便な遺伝子検査で検討しましょう!
胃がんのなりやすさは遺伝子解析の
【ジーンライフ】
胃がんの遺伝子一覧 MUC1、PRKAA1、UNC5CL、PSCA、PLCE1
@一度の検査で、世界最多の360項目をお調べすることができます。
A人気のDIETやSKINなどの美容関連項目も同時に調べられます。
B検査結果から、生活習慣の改善など自分に合った健康対策を行うことができます。
GeneLife社のGenesis2.0は民間のDTC遺伝子検査で、自宅で、簡便にでき、がん、その他の疾患、体質の違いを把握するうえで、信頼と実績からもオススメです。
がん早期発見のフルカバーはがんドックです!
国内最大級の人間ドック予約サイト
【MRSO(マーソ)】・Tポイント貯ります
がんドックは日本各地にいろいろありますが、MRSO(マーソ)というマッチングサイトから、利用するのがおすすめです。Tポイントが6%付き、個々のリスクにあったオーダーメイド型のがんドックが構築可能です。
がん早期発見の総合サポートはがん予防メディカルクラブ【まも〜る】です!
がんの早期発見をプロの立場でサポート
【まも〜る】
会員(月額:3,480円)になると
- 指定医療機関が実施するがんリスク評価を、年1回 (ゴールドプランの会員は年2回)無料で受けられます。
- 医師・保健師・看護師など、経験豊かな医療の専門家に、24時間365日、いつでも電話で医療・健康相談ができます。
- 医学界の各専門分野を代表する大学病院の教授クラスのドクターが総合相談医となり、セカンドオピニオンや必要に応じて優秀な専門医の紹介を行います。
がんは早期発見であれば治癒率も高く、見過ごして進行がんとなれば、治療費、生活費もかなりかかります。がん保険含め医療保険は、がん治療においての投資です。がん早期発見の投資は、いまだ脚光を浴びてはいませんが、今後ますます、普及していくと思います。