上手な外科医と下手な外科医の見分け方!5つのチェックポイント

上手な外科医と下手な外科医の見分け方!5つのチェックポイント

 

 

よく「外科医は器用でないとダメ?」という質問をされますが、これは間違いです。手先の器用さ=上手な外科医ではありません。では上手な外科医はという切り口から考えてみました。

 

資格

 

 

 

まず第1に各種資格の取得です。消化器外科医を例にとるならば、外科専門医は当然として、消化器外科学会専門医は必要最低条件でしょう。上手な外科医は、当然知識と経験が何よりも物を言います。経験したことがない手術はできないで当たり前であって、消化器外科学会専門医取得には、450例以上の臨床経験が必要となります。これらを経験するということは、イコール診療報酬点数表に記載された消化器外科手術術式のかなりの項目を経験することとなります。

 

資格に関しては、手術術式にも左右されます。例えば、肝臓・胆道・膵臓の手術、特に悪性腫瘍の手術を受けるとなれば、肝胆膵外科学会の高度技能専門医または指導医が必要条件となります。

 

肝胆膵の悪性腫瘍に対する手術は技術的に困難です。さらに、この中でも肝臓手術が得意な外科医と胆道・膵臓手術が得意な外科医が居ることも知っていて損はありません。また、腹腔鏡下の手術、特に胃がんや大腸がんなどでは、内視鏡技術認定医が資格としては、信頼できる指標となります。

 

資格の有無や種類については、通常ホームページに記載されています。

 

ポジション

 

 

 

第2にポジションがが考えられます。急性期病院のトップ、ナンバー2、大学病院の準教授や講師クラス、もちろん手術を積極的に行っている教授などは、概して上手な外科医であると考えます。何故なら、そういった外科医は結果の積み重ねが、ポジションを築き上げてきたわけで、外科医の場合、手術のスキルが昇進につながる場合が多いです。

 

以前は大学の病院の外科教室の教授であっても、学術実績(論文や学会報告、科学研究費の取得歴)などが、教授選考のキモとなっていましたが、最近では『手術の旨さ』で選考されるケースが多くなってきました。

 

国立大学病院も、独立行政法人となり、外科であれば、患者さんを呼べる=手術が旨い教授が採算上、必要とされてきたわけです。また、手術の上手な外科医の元には、外科医が集まってきやすいです。

 

外科医が集まれば、医局ないし急性期病院のパワーがアップ→収益が向上する、患者さんから信頼を得られる、その地域の医療の質のアップに貢献できるなど、好循環サイクルとなります。

 

ポジション(肩書)も通常ホームページに記載されています。

 

トラブルに対応できる

 

 

 

手術はいつも100%うまくいくとは限りません。しばしば再手術になることがあります。その時こそ外科医の技量が問われると私は思っています。

 

例えば、胆石と診断として胆嚢摘出を行ったものの、最終病理検査で進行胆嚢がんであった場合、この時は2期的に肝床切除または肝S4下+S5切除、肝外胆管切除、胆道再建をしなければなりません。

 

腹腔鏡下胆嚢摘出で誤って総胆管を損傷してしまいました。この場合、直ちに胆道再建を行わなければなりません。

 

他にもいろいろなシチュエーションに遭遇します。外科医はこういった状況を、必ず経験します。こういった再手術、これは「ブリングバック」と言ったり「リカバリーショット」と表現したりしますが、これをしっかり行うことのできるが『上手な外科医』と私は思っています。

 

感情を表に出さない

 

 

 

上手な外科医は、手術中に感情的に高ぶることはありません。よくテレビで、「汗」とか「何をやってる」などど傲慢なシチュエーションが出ますが、あれは下手な外科医のやることです。

 

手な外科医は淡々と冷静に、事前に描いたシナリオを勧めていくだけです。その為には、糸結びの練習をいくつになってもしますし、患者さんの背景や病気の状況から、手術のシナリオがすでに出来上がっています。突き詰めて言えば、手術の前に手術が終わっていることとなります。また、途中に不慮の事態が起こっても冷静に対応します。

 

感情を表に出す外科医は、下手であると同時に、周りに迷惑をかけます。下手すれば、パワハラとなります。

 

自信をもって手術の説明をする

 

 

 

患者さんの立場から見抜くには、どうすればよいかということですが、「愛想の良い外科医=上手な外科医」ではありません。もちろん患者さんへの親切な対応が医療従事者として、重要なことですが、手術の場合は、資格、ポジションに加えて、如何に自信をもって手術の説明をしているかが、上手な外科医を見極めるうえでは最も重要かなと私は思っています。

 

極端に言えば、『私に任せてください』これです。もじもじしながら、この手術をすると、○○、△△、××といった合併症を生じる確率が、〇%で、と言われますとへこみますよね。

 

ただし、インフォームドコンセント(IC)では、必ず合併症と手術死亡率は、説明する必要があります。最後は、『一緒に頑張りましょう』です。

 

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