ウイルスや細菌の感染予防と治療
肝炎ウイルスと肝がん
原発性肝細胞がんの70%以上は肝炎ウイルス(B型10%, C型60%)が原因です。
B型・C型肝炎ウイルスは主に血液(出産時の母子感染、輸血や血液製剤の使用、感染リスクが明らかでなかった時代の医療行為など)で感染し、また、B型肝炎ウイルスは性的接触を介しても感染します。肝炎ウイルスに感染していると、ある一定頻度徐々に、慢性肝炎から肝硬変、そして肝がんへと進行していきます。発がんの確率は肝障害度が増すにつれて高くなります。したがって慢性肝炎の早い段階で肝炎治療を行うことが望ましいです。肝炎の治療法はめざましく進歩しており、2015年後半には、飲み薬(ハーボニーなど)だけでかなりの確率で治るC型肝炎の新薬が次々と登場しています。
ヒトパピローマウイルス(HPV)と子宮頸がん、中咽頭がん
ヒトパピローマウイルス(HPV)は性交渉により感染し、性交経験のある女性のほとんどが一生に一度は感染することがわかっています。持続感染により子宮頸がんの原因になることも明らかとなり、ワクチンの予防接種が推奨されていますが、副反応などの問題により、2015年12月には定期接種の積極的推奨差し控えの措置がとられています。
HPVの持続感染はまた、中咽頭がんの原因となることも明らかとなっています。欧米では男性にもワクチンの接種が推奨されていますが、本邦ではまだそこまでには至っていません。
ヘリコバクター・ピロリ菌の長期感染と胃がん
胃がんの発生に、ヘリコバクター・ピロリ菌がかかわっていることはよく知られています。日本人の中高年男女(40〜69歳)4万人を対象に、15年間追跡調査したコホート研究では、ピロリ菌感染陽性の人の胃がん発生リスクは陰性の人の5.1倍となることがわかりました。
さらにペプシノーゲンの値が高い、つまり萎縮性胃炎が進行すると胃がんのリスクは最大10倍になることがわかっています。
胃がんは喫煙、高塩分、野菜果物不足も原因となりますので、萎縮性胃炎があり、ヘリコバクターピロリ陽性であれば、除菌の上、定期的に胃カメラを受けるのが妥当でしょう。
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